LOGIN授業が始まる時間になっても、カオルは戻ってこなかった。担任が少し心配そうに彼女の席に目をやるが、結局授業はそのまま始まった。その後も、カバンの置かれたままの席は空席のままで、昼休みになってもカオルは姿を見せなかった。
俺は、昼食をとる気にもなれず、あちこちとカオルがいそうな場所を探して回った。保健室の扉をそっと開けてみたり、彼女がよく一人で本を読んでいる図書館の隅を覗いてみたりしたが、どこにも彼女の姿はない。
まさかとは思いつつも、忌々しいあの場所、校舎裏の茂みへと足を向けた。重い足取りで、人の寄り付かない薄暗い場所に踏み込む。だが、そこに彼女はいなかった。ただ冷たい風が吹き抜けるだけで、俺の心だけが、重く沈んでいくような気がした。カオルにひどいことを言った後悔と、彼女を見つけられない焦燥感で、俺の胸は張り裂けそうだった。
一応、担任の先生にカオルのことを尋ねてみた。放課後の職員室は静かで、俺の声がやけに響く。
「カオル見かけないですけど、もう帰ったとかですか?」
担任の先生は、眉間に皺を寄せながら答えた。
「なんだか泣きながら職員室に来てな。体調が悪いから帰ると言って、帰って行ったぞ」
その言葉に、俺の胸はチクリと痛んだ。やっぱり、俺たちのクラスにいた男子の心ない言葉が原因だったのだろうか。俺は、自分でも何を考えているのかわからないまま、口を開いていた。
「……そうですか。カバン、届けても良いですか?」
先生は、少し驚いたように目を丸くしたが、すぐに表情を緩めた。
「そうだな、お前たちは家も近く、昔から仲が良かったもんな。助かる。頼むわ」
俺は先生からカバンの入った袋を受け取り、職員室を後にした。ずっしりと重くなった袋を肩にかけながら、俺は自嘲する。
……俺、何してるんだ……?
もう、カオルとは関わらないと決めていたはずなのに。それなのに、自分からカバンを届けてくると言ってしまった。俺の心は、まだカオルから離れられずにいる。そんな自分の弱さを感じながら、俺は重い足取りでカオルの家へと向かった。
カオルの家の前につき、俺はインターホンを何度か押してみた。だが、何の反応もない。仕方なく、玄関先にカバンを置いて立ち去ろうとした、その時だった。ガチャリとドアが開く音がして、部屋着姿のカオルが顔を出した。
「ユウくん……ありがと」
彼女は、目を真っ赤に腫らし、少し掠れた声で素直にお礼を言ってきた。その顔は、まるで子供のように無防備で、俺は何も言えなかった。
「家、近いしな。カバンがないと困るだろ?」
俺は、彼女の目を見ないように、そっけなく答えた。気まずくて、一秒でも早くここから立ち去りたかった。
「……カバンの中、見ちゃった? バレちゃったかな……ユウくんと二人で写ってる写真……」
カオルは恥ずかしそうに目を逸らし、ぽつりと呟いた。その言葉は、まるで俺の反応を試すようだった。
は? 俺は心の中で叫んだ。女子の、というか、人のカバンを勝手に漁るようなこと、するわけないだろ。ていうか、俺との写真? どういうことだよ。俺の告白をはっきり断っておいて、今さら何のアピールだよ。まったく……。
「そんなことしねーよ。見てねーし。俺、帰るわ」
俺はそう吐き捨て、カバンを彼女に手渡すと、一刻も早くこの場から立ち去ろうと背を向けた。もう、彼女の言葉に振り回されるのは、うんざりだった。
カオルは、俺が背を向けたまま立ち去ろうとしているのに、小さな声で再び呼び止めた。
「家に、上がっていかないの?」
その言葉に、俺は苛立ちを隠せない。
「は? なんでだよ」
「……いつも、『久しぶりに、上がらせろよ』って……言ってたから」
その言葉は、俺の胸にチクリと刺さった。そうだ、告白をする前は、俺たちはそんな風にじゃれ合っていた。カオルは俺の言葉を、俺が冗談で言っていると分かっていた。だが、その中にも本気があることを知っていた。
そして、俺の言葉をいつも軽く受け流しながら、俺の隣で笑っていた。その頃の記憶が、鮮明に蘇ってくる。だが、今は違う。俺は、もうあの頃の俺には戻れない。
「あぁ、それ、告白を断られる前の話だろ。今は、別に興味ねーよ」
俺の心ない言葉に、カオルは俯いたまま、か細い声で続ける。
「……上がっていって、いいよ? ねぇ?」
俺は、その言葉の意味を理解し、ゾワッと背筋が冷たくなるのを感じた。彼女が何を言おうとしているのか、痛いほど伝わってきた。それは、かつての彼女からは想像もつかない言葉だった。
「いや、帰るから」
俺は一刻も早くこの場から立ち去ろうと、再び足を動かし始める。すると、カオルは焦ったように、俺の腕を掴んできた。その小さな手は、震えていた。
「……じゃあ、わたしが遊びに行ってもいい?」
俺は、彼女の必死な様子に、さらに苛立ちを覚えた。
「お前、具合が悪くなって早退したんだろ? ベッドで寝てろって」
「んんっ……ふぁぁ」 アマネは、キスをしながら甘い声を漏らし、俺の首に手を回した。俺は、アマネの柔らかい唇を吸い上げ、舌を絡ませる。ちゅぷ、ちゅぷ、と濡れたキス音が響くたびに、アマネの身体は甘く震え、俺をより強く抱きしめた。 キスをしながら、自然と俺の手はアマネの胸に触れていた。その柔らかい感触は、可愛らしいクマさん柄のパジャマ越しにもはっきりと伝わってくる。俺は、夢中でアマネの胸を揉んでいた。すると、アマネはキスをしていた唇をゆっくりと離した。「……いいよ、脱がせても……。うぅぅ、はずかしい……」 その言葉と、頬を真っ赤に染めて目を伏せるアマネの仕草が……いちいち可愛い。俺は再び、あることを考えていた。可愛いクマさん柄のパジャマを脱がすのは、なんだか勿体ない。脱がしなんてせずに、ボタンを外してTシャツを捲り上げればいいだけだろ。それに、触った感じ……ブラジャーはしていない感触だし。 俺は、アマネの可愛らしいパジャマを汚さないように、優しく胸元に手を添えた。「じゃ、ちょっと脱がすな……」 俺がそう言うと、アマネは小さく頷き、俺の胸に顔を押し付けてきた。 キスを交わし、互いの興奮が高まっていく中、俺はアマネのパジャマのボタンに手をかけた。一つ、また一つと、ボタンを外していく。そして、パジャマをはだけさせ、アマネのTシャツをゆっくりと捲り上げた。 その下から現れたのは、俺が想像していた以上の、可愛らしい胸だった。制服を着ているとまったく分からなかったその胸は、小柄なアマネの身体にぴったりの、柔らかな曲線を描いている。俺の手のひらに、すっぽりと収まりそうなほどの可愛らしい大きさに、俺の興奮はさらに加速した。 その中心には、淡いピンク色の小さな乳首が、恥ずかしそうにこちらを向いている。そのギャップのある可愛らしさに、俺はもう我慢できなかった。俺は、アマネの柔らかな胸に顔を埋め、その匂いを深く吸い込んだ。
絶頂の余韻に身体をピクピクと震わせながら、アマネは俺に強く抱きついていた。その震えは、快感の名残を感じさせる。俺の腕の中で、アマネは安堵のため息をつき、幸せそうに微笑んだ。「んんっ……ふぅ……まだ、ピクピクしてる……。」 アマネは、俺の胸に顔を押し付けたまま、甘く、深い吐息を漏らす。その仕草は、もう俺の身体から離れたくない、という強い思いを感じさせた。俺の背中に回されたアマネの腕に力がこもり、指先が微かに震えている。俺は、そんなアマネの愛おしさに、さらに強く彼女を抱きしめた。 俺とアマネは、しばらくの間、互いの温かさを感じながら抱きしめ合っていた。すると、俺の耳元でアマネが小さな声で囁いた。「……ユウくん……激しかったね」 その言葉は、俺の頭の中に、興奮に任せて乱暴なことをした記憶を鮮明に蘇らせた。今更ながら、恥ずかしいことを言ったり、恥ずかしいことをしていたのを思い出す。「わ、悪い! ちょっと乱暴なことをした……アマネの嫌がることをしないとか言っておきながら……」 絶頂後の多幸感は、一瞬にして罪悪感に変わった。俺はアマネに嫌われてしまうのではないかという思いで、震える声で謝罪した。 俺の謝罪に、アマネは俺の胸に顔を埋めたまま、小さな声で呟いた。「……ううん。うれしかった。……うぅぅ、その……わたしの汚いところまでも舐めてくれるんだって。……それに、汚いモノを掛けられても、それを受け入れてくれて……ユウくん、気にしないんだもん」 アマネの言葉に、俺は内心でツッコミを入れていた。いや、あれは……興奮するだろ。普段無表情なアマネが、オナニーもしたことのないアマネが、俺に舐められて初めての絶頂をしたんだぞ。そりゃ興奮するだろ。嬉しすぎるっての!
「なにが? 出たやつ? アマネのだし、汚いわけないだろ。拭けばいいしな」 そう言いながら、俺は着ていたパジャマを脱ぎ、そのTシャツで顔を拭った。俺の様子を不安そうに見つめながらも、アマネの身体は絶頂の余韻でピクピクと小さく震えていた。「大丈夫か? つづき……してもいい?」 俺が優しく尋ねると、アマネは不安そうに俺の顔を見つめた。「……う、うん。嫌いになって……ない?」 アマネは、怯えるように震える声でそう言った。その潤んだ瞳には、俺に嫌われたくないという切実な思いが宿っていた。 俺は何も言わずに、アマネの太ももを抱え上げた。その柔らかな肌の感触に、俺の心臓は再び高鳴る。そして、再びアマネのアソコに顔を寄せ、舌を這わせた。「ひゃあっ! んんっ……」 舐められたアマネの身体は、ビクンッと大きく震えた。絶頂の余韻が残るアソコは、俺の舌の動きに再び快感を覚え、甘い悲鳴のような声を漏らした。俺は、ちゅぷ、ちゅぷ、と音を立てて、アマネのアソコを貪るように舐めた。アマネは、俺の髪を掴み、腰をくねらせながら、甘く喘ぎ続けた。「はぅ……だめっ、やぁ……また、出ちゃうっ。んっ……」 アマネは、快感で腰をくねらせながら、甘く喘いだ。俺の髪を掴む指に力がこもり、「また、出ちゃう」というセリフに、俺の興奮は最高潮に達した。 ちゅぷ、ちゅぷ、と舌でアソコを貪るように舐めると、アマネの身体は大きく弓なりに反り、腰がビクンッ、ビクンッと大きく動き出した。「んんっ……あぁぁっ……!」 アマネの喉から、甘く切実な喘ぎ声が漏れる。そして、ぷしゃぁと、再び熱いものがアソコから噴き出し、俺の顔にかかった。 アマネは、恍惚とした表情で甘く叫び、俺の頭を両手で強く掴んだ。俺の顔にかかった熱いものは、アマネの絶頂の証だった。
アマネの柔らかなお腹を舐め、ほのかな汗の味に興奮していると、俺はもう我慢の限界だった。俺は、アマネのお腹から顔を上げると、ゆっくりとパジャマのズボンに手をかけた。アマネは、俺の行動に身を硬くしたが、抵抗はしなかった。 スルッという音を立てて、パジャマのズボンを徐々に下げていく。常夜灯の淡い光の下で、アマネの真っ白な下半身が露わになった。「んんっ……やぁ……」 アマネは、羞恥心で顔を真っ赤に染めながら、甘い声を漏らした。俺は、露わになったアソコに顔を近づけ、舌を這わせる。「ひぁっ! やぁ……ユウ、くんっ……」 アマネの身体はビクンと大きく震え、甘い喘ぎ声が部屋に響く。快感に耐えきれず、アマネは腰をくねらせ、俺に顔に擦り付け腰をヒクヒクと動かしてきた。そして、俺の髪を掴み、俺の頭を優しく撫でた。ちゅぷ、ちゅぷ、と水音が響くたびに、アマネの身体は甘く震え、俺の頭を撫でる手に力がこもっていくのがわかった。 アマネの柔らかなお腹からさらに下へと視線を移すと、可愛らしいクマさん柄のパンツが俺の目に飛び込んできた。それが俺の興奮をさらに加速させる。このままだと、可愛らしいクマさんシリーズを見るたびにアマネを思い出して、興奮してしまうかもしれない。 俺は、どうするべきか悩んだ。強引にクマさんのパンツを横にズラすと、アマネのお気に入りのパンツが伸びてしまうかもしれない。それは、なんだか嫌だった。しかし、この可愛らしいパンツは視界に入れておきたい。 考えた結果……俺は片足にだけ脱がせることにした。そうすれば、パンツを破く心配もなく、可愛らしいクマさん柄も視界に入れておける。 俺がアマネにその理由を話すと、アマネはクスクス……と小さく笑い、嬉しそうに微笑んでくれた。「……ユウくんもクマさん好きになったんだ……うれしい」 いや、俺が好きなのは……アマネなんだけど
俺の頬を触り、うっとりとしているアマネの顔がすぐそこにある。見つめられていると、アマネはそっと指先を俺の唇に触れてきた。その刺激に、俺の息子はピクンと反応する。「んっ……」 俺の息子の反応がアマネのアソコを刺激したのか、アマネは甘い声を上げた。だが、何もなかったかのように、アマネは再び俺の唇を触れてくる。その指先から伝わる温かさに、俺は先ほどのアマネが俺の指を舐めた、あのエロい仕草を思い出していた。あの柔らかな唇と舌の動き、そして熱い感触が、俺の理性を揺さぶっていた。 アマネが俺の唇に触れた時、俺も同じように、アマネの小さな指をそっと口に含んだ。ビクッとアマネの体が震える。驚いたのか、恥ずかしかったのか、アマネは俺の胸に顔を押し付け、可愛らしく「んーっ……」と唸っていた。 しばらくすると、アマネは再び俺の唇に触れてきた。今度は、あからさまに舌を出していると、アマネは恐る恐る、その人差し指で俺の舌をそっと触ってきた。その指の感触に、俺の胸は高鳴る。 俺は、その指をゆっくりと口に含んだ。アマネの指は、まだ少しシャンプーの良い香りがして、柔らかく、温かかった。ちゅぷ、ちゅぱ……、と湿った音を立てて、俺はアマネの指を味わうように舌で撫でる。「んっ……はぁ、はぁっ」 アマネの喉から、小さな甘い声が漏れた。指を吸うように、舌を絡ませると、ねっとりとした水音が響き、アマネの身体はビクッと震え、腰がわずかに浮いた。「んんっ……やぁ、やめ、て……んぅ……」 アマネは、恥ずかしさと快感が混ざり合ったような声でそう言ったが、指を抜こうとはしなかった。俺は、アマネの言葉とは裏腹な、その反応に興奮を覚えた。 俺はアマネの指を口に含み、舌で撫でていた。アマネの身体は、俺の行為に快感を覚え、ピクンと震える。そして、俺に押し付けられていた身体が、アマネの方からアソコを擦り付けるような動きを見せた。 モゾモゾと腰を動かし、擦り
俺は、わざとらしく残念そうな声でアマネに言った。「そっかー。アマネにも嫌われちゃったかー」 俺の言葉に、背を向けていたアマネがチラチラと振り返る。その仕草が可愛らしくて、俺は内心ほくそ笑む。「嫌われちゃったら、明日帰るだろ? 親に伝えておかないとな……4人分作っても勿体ないしな」 そう言うと、アマネは俺の言葉に慌てたように、勢いよく振り返り、俺の服をぎゅっと掴んできた。その顔には、寂しさと焦りが入り混じっていた。「……ごめんね。帰らない……きらいじゃない」「ふーん、嫌いじゃないってだけ?」 俺がそう言うと、アマネは頬を赤くさせ、恥ずかしそうに小さく唸っていた。その可愛らしい反応に、俺は思わず腕を回してアマネを強く抱きしめた。 アマネの髪の毛から漂う甘い良い香りが、俺の鼻腔をくすぐる。ふわっと柔らかな感触の髪が、頬に伝わってきた。「……すき。……だいすき」 俺の胸に顔を埋めたまま、アマネは消え入りそうな声で呟いた。その言葉は、俺の心を温かく満たしてくれた。「それって、どれくらい?」 俺がそう尋ねると、アマネは顔を少しだけ上げて、俺の目をじっと見つめた。その瞳は潤んでキラキラと輝き、恥ずかしさで頬を真っ赤に染めている。それでも、その表情は真剣そのものだった。「……いっぱい」 その言葉と共に、アマネは俺の胸に再び顔を埋めた。ぎゅっと、俺の服を掴む指先に力がこもっている。その無垢で真剣な愛おしさが、俺の心に深く伝わってきた。 ふーん、そこは即答してくれるんだ? 俺は、アマネの素直さに少し驚きながらも、さらにからかってみた。「キス、しちゃうかもよ」 俺がそう言うと、アマネは顔をさらに赤くし、恥ずかしそうに小さく頷いた。その反応に、俺は少し拍子抜けしてしまった。俺が見たかったのは、可愛く困っていて恥ずかしがってる姿や仕草だったのに。アマネ